頭痛外来

頭痛は多くの方がお悩みですが、専門医療機関を受診されずに自己判断で何となく治療されていることの多い病気の一つです。しかし、鎮痛薬の飲み過ぎが薬剤の使用過多による頭痛という別の頭痛を引き起こすこともしばしば問題となります。これまでどこの医療機関でもきちんと頭痛の診断、治療を受けておられない方は一度、受診されることを強く推奨いたします。

頭痛は大きく一次性頭痛、二次性頭痛に分けられます。二次性頭痛は脳卒中や脳腫瘍など頭に何か明らかな異常があって起きる頭痛であり、入院を含めて特別な対応の必要があります。一次性頭痛はいわゆる「頭痛もち」の方の頭痛であり、何かしら頭痛を起こす原因があるわけではなく、鎮痛薬や予防治療を必要とします。頭痛外来では診察や画像検査などで二次性頭痛を見極めます。

頭痛は働く世代に多い病気であり、しっかり治療することで日々の仕事やプライベートをより充実したものにすることができると考えます。我々のクリニックでは静かな環境で患者様の頭痛に関して真摯に向き合い、一緒に最善の治療方法を考えて参ります。

一次性頭痛について

主に片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛があります。

片頭痛

一般人口の8.4%が罹患しており、20-40代の女性に多い頭痛です。典型的には頭の片側だけが、ズキンズキンと脈打つように痛みが数時間から長いと2-3日くらい続きます。頭痛が出ているときは吐き気を感じたり、音や光に過敏になっていつもよりうるさく感じたりまぶしく感じたりします。動くと頭痛が悪化するので、できれば暗い部屋でじっとしていたいような頭痛です。片頭痛の方の3割程度は前兆があるとされており、典型的には頭痛の始まる前にギザギザ、キラキラしたオーロラのようなもの(閃輝暗点(せんきあんてん)といいます)が見えたり、その周囲の視野が欠けたりします。他にも珍しい前兆では言葉の障害が出たり、感覚の麻痺や運動麻痺が出たりすることがあります。

片頭痛による痛みそのものや、吐き気、集中力低下などによって日常生活や仕事にも支障が出ることがあり、困っておられる方も多いと思います。一方で、たかが頭痛と思って市販薬で対応していると、鎮痛薬の飲み過ぎによる頭痛を起こすこともあり、適切な診断と適切な治療が重要です。

治療薬としては頭痛が出たときに使うお薬の他に、発作の頻度が多い人には予防薬を使うこともあります。最近では予防薬として、「CGRP関連抗体薬」という皮下注射の製剤が販売されるようになり、当院でも取りそろえております。実際にご本人に適応できるかは医師の診察のもとで判断になりますので、ご希望される場合はご受診してお気軽にご相談ください。

※当院で取り扱っているCGRP製剤 アジョビ225mg、エムガルティ120mg、アイモビーグ70mg

片頭痛かも?

  • 1.頭痛が起きているときに、階段昇降、歩行、頭を振った時などに頭痛が強くなることや、頭痛のために日常的な動作を避けることがある □ ない □ まれ □ 時々 □ 半分以上
  • 2.頭痛によって吐き気や嘔吐を伴うことがある □ ない □ まれ □時々 □ 半分以上
  • 3.頭痛に伴って光や音に敏感になることがある ない □ まれ □時々 □ 半分以上
  • 4.頭痛に伴って、普段よりも臭いに敏感になることがある ない □ まれ □時々 □ 半分以上
上記の質問で、「時々」・「半分以上」が2つ以上の時は片頭痛の可能性が高いので、受診をおすすめします。
緊張型頭痛

一般人口の約22%が罹患している、頻度の多い頭痛です。典型的には締め付けられる様な、両側の頭痛です。病院を受診するほどの痛みでは無いことも多いです。肩こりなどの首回りの筋肉の緊張が原因で起こるとされております。

群発頭痛

一次性頭痛の中では頻度の少ないもので、男性に多いとされます。典型的な症状としては短時間ですが片側の目の奥がえぐられるような激痛でじっとしていられないような頭痛です。目の充血や涙、鼻水などが頭痛と同時に、同じ側に起こります。「群発」という名の意味は、そういった頭痛がだいたい同じ時間帯に1週間から長いと1年近く続く方もおります。特に群発期には痛みに対して皮下注射や酸素吸入なども行います。群発期の発作予防薬も内服することがあります。

二次性頭痛について

くも膜下出血などの脳血管障害によって起きる頭痛や髄膜炎など感染症によって起きる頭痛などが含まれます。発症の仕方や頭痛以外の症状、これまでのご病気の既往などの問診や診察の所見で鑑別していきます。特に発熱したり、頭痛がある日ある瞬間に突然起きたり、頭痛がどんどん悪化していく場合や、年齢としては50歳以上で初めて起きるような頭痛には注意が必要です。

命に関わるような危険な二次性頭痛が疑われた場合には精密検査や入院ができる近隣病院へご紹介させていただくことがあります。

  • ※頭部MRI・CTなどの画像診断が必要な場合は、画像診断専門の検査施設をご紹介いたします。

診療時間

毎週火曜日 14:00~17:30

※外来の当日最終受付は17:00です。
TOKYO WELLNESS CLINIC Kamiyacho

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